名取先生のナショナルコンペティションレポート

 当校の提携校である、北米最大規模を誇るエンパイアビューティスクール。現在アメリカNY州を始めとし12の州に51校のビューティスクールを展開し、20,000人以上の生徒がプロのビューティシャンを目指して学んでいます。そのエンパイアビューティスクールの生徒たちにより、毎年5月に学校対抗のナショナルコンペティションが開催され、20,000人の中からトップスタイリストが選出されます。
 このコンペティションはエンパイア本社のあるフィラデルフィア、VALLEY FORCE COMVENTION CENTERで全米各メディア、ヘア、メイク、ネイルの有名メーカー協賛のもと行われ、大変注目をあびているイベントでもあります。 
 そのイベントに今年初めて「International Nail Competition部門」が設けられ、私も特別審査員として招待されました。 

大会一日目:
 NYマンハッタンより、NY校の生徒とともにバス3台にてフィラデルフィアに出発、約三時間の旅でした。
 一日目には、ヘア、ネイル、メイクの有名メーカーのブースが多数出展し、最新のプロダクツやテクニックを披露、また格安で商材を購入できました。ネイルメーカーからは、OPI、ENTITIY、LE CHAT、TAMMY TAILOR、MEHAZなど人気ブランドが出展し、セミナーも多数行われていました。後半はいよいよ地方大会を勝ち抜いてきた各校のトップスタイリストたちによるコンペティションが始まりました。 このコンペティションのもうひとつの見せ場は、やはり各校による応援合戦です。おそろいのコスチュームを揃え、プラカードやフラッグを掲げながら会場を練り歩きます。各校の個性豊かな、また各校が一体となった応援合戦に会場は最高に盛り上がり、また有名DJも参加し雰囲気を盛り上げ、最高に楽しい時間でした。 また、今回大変驚いたのが、ネイルのコンペティションです。
 
 競技テーマは「Nails Brordway」 
 
 普通、アートチップによるコンテストは日本ですと小さなケースに入れ、ネイルチップ5本がセットになったものが多いのですが、「スタート!」の合図とともに各校のネイルアーティストたちが3名一組になって、なにやらオブジェのようなものを組み立て始めたのです。内心(ネイルチップはどこにあるの?)と思いながら行程審査をしていると、みるみるうちに「シカゴ」や「オペラ座の怪人」などのブロードウェイミュージカルの題目に沿った作品が出来上がっていきます。一時間の競技の中で、皆大応援団を従え、本当に楽しみながら作品を組み立てていました。
 そして出来上がった作品は・・見事にアートしていました。
 かなりカルチャーショックを受けたのですが、「ネイルアート」そのものの捕らえ方がさすがに大胆で発想豊か、ネイルチップを使ったアートがこんな作品になるなんて本当に驚きでした。 
 審査そのものも、それぞれが本当に素晴らしくいつも行っているコンテストの審査とはちがい、かなり悩みました。

大会二日目: 
 各メーカーが主催するヘアショーやクラスルームが多数行われ、生徒は自由に受講することができます。午後からは前日のコンペティションの結果発表とセレモニーが行われました。審査発表の前に各審査員が発表され、私もスピーチを行いました。 そして前方の大きなスクリーンに入賞作品が映し出され1st Place から3rd Placeまでが発表され、各校代表の名前が呼び出されるたびに盛大な声援と拍手が沸き起こり、涙と笑顔の中お互いに健闘を称えあっていました。

 Winnerには会場が一体となり惜しみない賞賛と拍手が送られ、大変感動しました。

 来年はぜひ当校の生徒の皆さんも挑戦し、世界を目指していただきたい、と思います。