ネイルマシンのメリットと注意点 — URAWAネイルマシン実践セミナーレポート


はじめに — セミナー開催レポート
先日、当校で「ネイルマシンセミナー」を開催しました。参加者は在校生に加え、現役プロネイリストも多数参加。講師はJNA本部認定講師でプロ歴20年以上、現役サロンオーナーの齊藤友美恵先生。齊藤先生が長年愛用するURAWA(ウラワ)ネイルマシンを用い、基礎操作からサロン実践で使えるフィルイン技術まで丁寧に指導いただきました。
1. ネイルマシン導入のメリット
- 施術時間の短縮:甘皮処理やジェルオフ、表面整えが高速化し、1日の施術数を増やせます。
- 仕上がりの精度向上:根元やサイドの均一な処理が可能になり、持ちと見た目が向上します。
- ネイリストの身体負担軽減:手作業の繰り返しによる手首・肩の負担を軽減できます。
- 多用途性:ジェルオフ、アクリル処理、スカルプ整形、表面仕上げなど1台で幅広い作業に対応。
- 採用でのアピール力:面接で「マシン使用経験」を求められるケースが増えています。
2. 実務で重要な注意点(齊藤先生のレクチャーより)
正しいトレーニングを必ず受ける
誤った使い方は「削りすぎ」「熱トラブル」「自爪の損傷」につながります。メーカー講習や認定講師による実技練習を導入前に実施してください。
回転数と圧のコントロール
高回転+強い圧は熱の発生源です。短時間で軽く当てること、こまめに「熱くないか」を確認する声掛けを習慣化しましょう。
ビットの用途別管理
カーバイド(粗削り)/ダイヤモンド(細部)/サンディング(表面)など用途別に色分け・ラベル管理を行い、摩耗したら速やかに交換します。
衛生管理と感染対策
出血時の交差感染リスク対策は必須です。器具の消毒・使い捨てバーの併用・滅菌可能パーツの適切処理を徹底してください。
粉塵対策と換気
削りカスは吸入リスクがあります。局所吸引(ダストコレクター)・常時換気・作業用マスクの着用を推奨します。
クライアントの爪状態チェック
真菌感染や極端に薄い自爪はマシン施術を避ける判断が必要です。事前の問診と視診でリスクを確認しましょう。
日常メンテナンスの習慣化
日報に「清掃・異音チェック・コード点検」を入れて、機器の長寿命化と安全確保を行います。
3. セミナーのハイライト
- URAWAのビット選定実演と用途別ワーク(参加者が交代で実技)
- フィルインの時短ワークフローの実践指導
- 施術中のクライアント対応(熱感・痛みの対処法)
- プロからのQ&Aと個別フィードバック
参加者の声:「即日からサロンで使える具体的なテクニックが学べた」「面接での強みになる内容だった」と好評でした。

4. 当校カリキュラムについて
当校ではネイルマシンの基礎操作に加え、フィルインや時短ワークフロー、クライアント対応までを組み込んだ実践重視の講座を提供しています。サロン就職や独立を目指す方に、現場で即戦力となる技術を育成します。
よくある質問(FAQ)
- Q:ネイルマシンは初心者でも使えますか?
- A:はい。ただし段階的な練習と講師によるチェックが必要です。
- Q:まず揃えるビットは何ですか?
- A:カーバイド(粗削り)、ダイヤモンド(細部)、サンディング(表面)の3種類がおすすめです。
- Q:使用で自爪が薄くなることはありますか?
- A:誤った使い方によりリスクがあります。適切な圧・回転数とこまめな確認で防げます。
コースにご興味をお持ちの方はお気軽にぜひお気軽にお問合せください。
メール:info@empirenailschool.com
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